東郷町の療育支援に通うママたちへの支援に、4年前から関わっています。
ご縁あって、療育というものに保健師として携わることになった場です。
ここの園長先生の希望で、「ここに通うママたちにもリフレッシュの場を作りたい。
また、ママ たち同士の交流の場、身体づくりをしてほしい」そんな場を提供できるように場づくり・身体作 りのの時間を提供しています。
療育という場は本当に一人一人の発達に個性があり、発達のスピードも支援の仕方もそれぞれです。 2歳~3歳という、子どもにとって家族という社会から友達や大人たちとの関わりが増えそこで少しずつ社会生活を取得していきます。
しかし、言動などに不安を感じる子達がここに母子通園に通います。
例えば、言葉がゆっくりのためコミュニケーションをとるのに不安がある子や言動が激 しくうまくお友達関係が築けないなどなど、たくさんの特徴を持ち、親自身も少しでも「育てに くいかな」とも感じる子がいます。
母子分離の時間を使いながら、ママたちが子供たちと離れてのリフレッシュ・身体を動かす時間 を提供しています。 ママたちにはとにかく疲れ満載。やはり子育て困難感を持っている方が多いし、コミュニケーショ ン下手なママも多いです。そのため、運動が少し苦手な方が多く最初はイヤイヤこの時間に参加しているママも多いです。
例えば、
・すぐどこかに行ってしまう我が子、自分の子どもを抱いても、抱っこが心地よいと感じたこと
がないママ
・子どもの育てにくさに悩み、家に引きこもり悩み一人で途方にくれていたママ
・睡眠障害を抱えている子がいるため、夜熟睡したことがなく母自身も休めていない
などなど
しかし、ここ数年の積み重ねでOBとなりの小学校に通うママも時間を少し作ってくれこの時間に参加しママたちの交流の場を作り上げることができました。
また、療育へ通う時間以外もママたち同士の交流が増え声を掛け合う姿が見られるようになりました。療育の現場は、ここに通う子どもたちの支援で精一杯です。しかし、ここに通う子どもが困ることが少ない社会生活を過ごせるためには家族の支援が欠かせないのです。ママたちの支援をこういった形で提供できるのはとても嬉しいです。 ママたちが少しでも笑顔になるように、このようなママ支援の場をもっと広げていきたいなと思っています。
療育の場に、母親の支援を取り入れたいとお考えの方、お力になれます。一度お問い合わせください。